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大切にされてきたものを継承した、唯一無二のショップが誕生。by mizuiro ind / September 18, 2021 /〔PR〕

神戸・三宮で長年愛されてきたビルを再生した『ミズイロインド 神戸店』が誕生。既存のスタイルを再構築し、新たなスタンダードを生み出す〈ミズイロインド〉の現在、そしてこれから。

 
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太番手の糸で作られたチュニック丈のボーダーカットソーを、ボリュームのあるパンツにタックインして。プリーツカラーのシャツやエアリーなモヘアニットとのレイヤードが着こなしの幅を広げてくれる。上品なモノトーンスタイルで大人っぽい印象に。スタンダードなアイテムも〈ミズイロインド〉の視点が加われば、こんなに新鮮に映る。 ボーダーカットソー¥11,880、肩に掛けたニット¥11,880、シャツ¥15,180、パンツ¥20,900(以上ミズイロインド/ミズイロインド 神戸店 ☎078−954−6887)
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少し光沢のあるブロードシャツは、ウエストから切り替えられたギャザーが裾にかけてふわりと広がる。その上に、ケーブル編みが映えるトラッドなVネックベストをコーディネート。洗いをかけたシャツと温かみのあるベスト、リラックス感のあるワイドシルエットのデニムパンツが、秋らしいワントーンの落ち着いたレイヤードスタイルをつくる。 ベスト¥13,860、シャツ¥12,980、パンツ¥17,380(以上ミズイロインド/ミズイロインド 神戸店)その他スタイリスト私物
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スタンドカラーのシャツワンピースの上に、Aラインのシルエットが広がるノースリーブワンピースを重ね、ドットのような編み模様が特徴のニットカーディガンをコーディネート。それぞれが主役となるような印象的なアイテムも、グレーをベースに色みを揃えることですっきりまとまり、着こなしの楽しさを改めて感じさせてくれる。 カーディガン¥19,580、ノースリーブワンピース¥23,100、中に着たワンピース¥19,800(以上ミズイロインド/ミズイロインド 神戸店 ☎078−954−6887)その他スタイリスト私物

大切にされてきたものを継承した、唯一無二のショップが誕生。

 古くは神戸港開港に合わせて整備された外国人居留地として栄え、今もレトロで趣のある近代洋風建築が立ち並ぶ神戸の元町・三宮エリア。この場所に、今年8月、『ミズイロインド 神戸店』がオープンした。伝統ある街並みの中でも、他と一線を画した特別な魅力を放っている。
〈ミズイロインド〉がブランドの旗艦店として店を構えるのは、トアロード沿いにある河南ビル。元々はアンティークショップ『河南工藝社』が営まれていた1930年代竣工の建物で、その名を聞くだけで神戸に馴染みのある人の多くが認識できるランドマークのような場所だ。幾度も改修を重ねながら竣工当時の趣を守り続けてきたビルにオープンするにあたって〈ミズイロインド〉が目指したのは、パーツやディテールはそのままに、修復が必要な部分だけを丁寧にコーティングし、可能な限りこれまでの姿を残すこと。その結果として、褐色のレンガやアールデコ様式の意匠などは残され、そこにクリーンさが加わり新たな魅力を備えた空間として生まれ変わった。
 ショップは、1階と2階のフロア構成。ガラスのウィンドーとアンティークなエントランスドア、側面の丸窓とレンガ壁が印象的な1階は、天井が高く、白いクリーンなスペースが広がる。〈ミズイロインド〉の最新コレクションのほか、デザイナーの川原みな子さんが海外で見つけてきた器や雑貨も並び、トータルでブランドの世界観が感じられる。レトロな階段を上った先に広がる2階は、温かみのある木の質感と剥き出しのコンクリートの躯体、ブルーのアクセントウォールがバランスよく組み合わされた落ち着いた空間となっている。注目は、スペースを仕切られた〈ミズイロインド〉のドレスラインが並ぶ部屋。美しいドレスが小さな部屋にディスプレイされ、静かな時間の流れを体感することができる。
 長く愛されてきたトラディショナルなスタイルを独自の視点で再構築し、新たなスタンダードを提案している〈ミズイロインド〉。そのブランドのアイデンティティは『ミズイロインド 神戸店』でも体現されている。街の歴史を見つめてきた伝統あるビルに新たな息吹を与え、次世代に継承していく。神戸の新しいランドマークが誕生した。

ミズイロインド 神戸店 mizuiro ind KOBE

神戸市中央区三宮町2-9-7 河南ビル ☎078-954-6887 11:00〜20:00 不定休

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80余年前から残るディテールをあえて残した店内。

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スペインの陶磁器をはじめ、デザイナー川原さんの審美眼が冴えるセレクト。

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モルタルだった床に古材のフローリングを張った2階。馴染みのある部屋のような落ち着いた空間。

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剥き出しのコンクリートと白い床で構成された明るい1階。

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エントランスの天井。歴史的価値の高い建築物の修復などを手がける左官職人、久住有生による、神戸の山と海をイメージした作品が迎えてくれる。

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ドレスラインが並ぶ2階の部屋。アートピースのように美しくラインナップされている。

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時代を超えた魅力が溶け合う外観。

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●問合せ/マザーズインダストリー ☎03−6804−1047 https://mothers-ind.com

photo : Keita Goto (W) styling : Itsumi Takashina hair & make-up : Keita Iijima (mod’s hair)  model : Senping (Bravo)

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