LIFESTYLE ベターライフな暮らしのこと。
〈LIFULL〉が問いかける、自分らしい生き方について。June 30, 2022 /〔PR〕
他人同士が家族のようにつながる「拡張家族」というあり方を実践する「Cift」のメンバー。新しい家族の試みとして、メディアでも注目を集めている。
家族について、いま改めて考えてみる。
「あらゆるLIFEを、FULLに。」
そんなコーポレートメッセージを掲げ、事業を通じて社会課題解決に取り組む〈LIFULL〉。一人一人が抱える様々な問題に光を当てたドキュメンタリーフィルムを制作しており、これまで「年齢」と「ジェンダー」をテーマにした作品を公開してきた。
第3弾となる新作『うちのはなし』では、多くの人にとってもっとも身近な共同体である「家族」を見つめ直す。多様化が進む社会において、家族は必要か。そもそも家族とは何か。そんな問いから出発し、それぞれ異なる家族形態を築く4組が登場する。
そのひとつが「拡張家族」をコンセプトにしたコミュニティ「Cift」だ。
面倒くささの先にある、拡張家族という価値観。
「Cift」では0歳から60代まで、年齢も職業もさまざまな人たちが生活を共にする。ある日の夕食でのワンシーン。
「Cift」は、渋谷の複合施設の住居スペースを拠点に2017年からスタートした共同生活組織。「拡張家族」というあり方を共通の価値観にして、血縁関係のない人同士が集まって相互扶助しながら暮らしている。入居者は会社員をはじめ、俳優やミュージシャン、料理家、ライターなど実にさまざまで、当然、家族観もバラバラ。昨日まで他人だったメンバーたちが「まずは相手を家族のように思って接する」ところから始め、対話を繰り返しながらつながって、家族のかたちを模索していく。
実験的なこのプロジェクトに賛同し、昨年夏に夫婦で入居した西村脩平さんと奈央美さんは、「Cift」での生活を「ふつうの家族以上に、めちゃくちゃ面倒くさい」と口をそろえて笑い、こんなふうにも語る。
「家族の面倒くささとどう向き合うか、向き合ったその先に何があるのか。それを知りたくて、私は『Cift』に所属しています」(奈央美さん)
「良いこともしんどいことも、想像していなかったことが起こる日々ですが、『他人』と『家族』という関係性の間にこそ、自分の世間を『平和』にしていけるヒントがあるんじゃないかなと思っています」(脩平さん)
家族の多様性を綴る『うちのはなし』が教えてくれること。
ほかの3組の家族もユニークだ。江戸時代から続く米農家の一家は、自然と向き合う営みの中で「家族の和」を大切にして家業を守っている。今春、晴れてパートナーシップ宣誓をした男性カップルは、「家族の証し」を得ることの意味と現状への葛藤を率直に語る。ビジネスパートナーでもある結婚50年の熟年夫婦は、妻の夢を実現するために町内別居を選び、お互いが心地よくいられる「家族の距離」を手に入れた。
そうした彼らの姿やリアルな声から気づかされるのは、家族の数だけ家族の形があり、みんな違うから面白いということ。家族の存在は大きな支えになる一方で、厄介な悩みの種にもなる。一番身近で一筋縄ではいかないものだからこそ、「家族とは何か」「誰とどう家族を築くか」を深く考えることは、自分らしい生き方に近づく一歩になるのかもしれない。従来の家族観にとらわれない『うちのはなし』は、そんなことを教えてくれる。
主要サービスである不動産・住宅サイト「LIFULL HOME’S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、さまざまな領域に事業を拡大する〈LIFULL〉。
「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、一人一人の暮らしと人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指している。