FASHION 自分の好きを身に付ける。

〈レリル〉が発信する、進化するデイリーウェア。Functional Beauty with lelillSeptember 20, 2024 /〔PR〕

高い機能性を誇り、まるで使い勝手の良い道具のように、
暮らしに寄り添う〈レリル〉の服。天然素材からハイテク素材まで
生地を追求し、アップデートを重ねる、そのものづくりとは。
〈レリル〉のシグネチャーである、背面に多くのタックが入ったモッズコート¥71,500。中に付いたリバーシブルのライナーは、取り外しができて単独でも着られる。
〈レリル〉のシグネチャーである、背面に多くのタックが入ったモッズコート¥71,500。中に付いたリバーシブルのライナーは、取り外しができて単独でも着られる。
東京・馬喰町にオープンしたばかりの『lelill 東京』の店内。もともとあった空間を部分的に生かしながらリノベーションした。左奥は〈レリル〉のデザイナーの児玉洋樹さん。
東京・馬喰町にオープンしたばかりの『lelill 東京』の店内。もともとあった空間を部分的に生かしながらリノベーションした。左奥は〈レリル〉のデザイナーの児玉洋樹さん。

素材を駆使して快適性と美しさを追求した「道具服」。

「道具のように使い倒せるもの、長く使えるもの、使えば使うほど愛着が湧くもの。着る人のことを考えながら、細かくマイナーチェンジして進化させていく服づくりを目指しています」と語るのは、〈レリル〉のデザイナー児玉洋樹さん。自身が手がける服を「道具服」と位置付け、感覚としての"快適さ"だけではなく、使い手のリアルな悩みをハイテク素材を駆使して、科学的な根拠をもって叶える。例えば、速乾性や通気性の良さ、汗ジミができない、汗をかいてもベタつかない、シワになりにくい、軽い、洗濯しても色落ちしない、皮脂やにおいがつきにくい、などなど。それらの機能を持ちながら、シンプルで凛とした美しいフォルムを両立している。
「白」「黒」「カーキ」と3つのラインから構成される〈レリル〉には、それぞれ特色がある。着心地にこだわった、ベーシックな「白レリル」は、上質なコットン、リネン、ウールといった素材をベースに、天然素材の良い面を引き出し、少しだけ機能性素材をブレンドして使うハイブリッド生地を主体としている。一方、「黒レリル」は、より快適性にこだわった高機能ライン。ハイテク素材を中心に、どれだけ快適に過ごすことできるか、また旅先でも重宝するシワのなりにくさや軽さを追求したものなど、機能性をもっとも重視している。さらに「カーキレリル」は、児玉さんのキャリアのスタートとなったデニムのライン。自身のアイデンティティを語る上で、デニムで表現することは欠かせないことから独立したラインに。どれも共通しているのは、適度なトレンドを取り入れつつベーシックウェアを貫いていることだ。
 優れた道具がマイナーチェンジを繰り返し、さらに使い勝手よくアップデートしていくように、〈レリル〉の服もまた取り巻く環境に応じて機能性を進化させている。
「ここ数年でいちばんの変化は気候の影響。特に夏の酷暑ですね。湿度も高く、豪雨も多い。この季節をいかに快適に過ごせるかは、毎日着る服の役割も大きい。また、以前よりも季節の変わり目がなくなり、東京でいえば冬に分厚いコートを着る機会も減っています。なので、ライナーの取り外しができたり、袖が取れたりと、冬だけでは終わらせない服があったほうがいいと思いました。どの服もできるだけ長いシーズン着られるものをデザインすること、現在の日本の気候に応じた服づくりを素材から考えています」
 例えば、毎年の定番であるバックタックのモッズコート(扉写真)は、取り外し可能のリバーシブルライナーが付いて、まさに秋から冬、冬から春まで着られるコート。家庭での洗濯もでき、軽量でダウン並みに暖かい。つくりはモッズコートだが、メンズライクになりすぎないよう、背後にタックをたっぷり取ったフォルムにしている。また、右ページの白いブラウスは、夏から秋にかけて着ることを想定して、湿気による不快感や体に熱がこもるのを軽減するため、前身頃がめくれるデザインに。歩きながら風の流れを感じられる。ノーアイロンOKなタイプライターシャツは、洗濯機でがんがん洗ってもシワになりにくく、形崩れがほぼ起きない。また、ハイテクのポリエステルを取り入れた特殊なストレッチのリブニットパーカは高い伸縮率を誇り、伸びても形状記憶加工ですぐ戻り、軽量で超速乾。動きやすさを重視したベイカーパンツは、ストレッチ素材で正面から見えない部分にゴムを入れるなど、それぞれに多くの機能を内包し、日常生活での使い勝手を格段に向上させるデザインとなっている。
 高機能素材の開発のアプローチでは、特にアウトドアメーカーやスポーツメーカーは、最先端の素材を使っていることが多く、開発のスピードも速いので、児玉さん自ら気になった素材を片っ端から試しているという。
「実はブランドを作り始めたときよりも、全体的にハイテク感は強くなりました。3つのラインのバランスが時代に合わせて少し変わってきたと実感しています。今の気候を考えると、洗濯の可否や通気性、速乾性など、日々アップデートしているハイテク素材の技術に頼ったほうがやっぱり快適に過ごすことができると思うんです。もちろん天然素材の素晴らしい面もたくさんある。だから、〈レリル〉では両方の良いところを混ぜたような、見た目も肌触りも天然素材と同じくらい高レベルな素材づくりを目指しています」
 見た目だけがきれいな服はたくさんあるし、単なる機能性重視のウェアとも違う。機能性と美しいフォルムを実現しながら、いかに日常に馴染ませていくか。頼りがいのある道具のようなデイリーウェア。ひとたび袖を通せば、その魅力はすぐにわかるだろう。

撥水、UVケア、接触冷感効果のある素材で、夏から秋口に活躍。前身頃が暖簾のようなつくりで、動くと風が抜ける。ブラウス¥25,300
撥水、UVケア、接触冷感効果のある素材で、夏から秋口に活躍。前身頃が暖簾のようなつくりで、動くと風が抜ける。ブラウス¥25,300 
ハイテク素材で形崩れもなくオールシーズン着用可能。リブニットパーカ¥20,900
ハイテク素材で形崩れもなくオールシーズン着用可能。リブニットパーカ¥20,900 
毎年マイナーチェンジを重ねながらアップデート。隠しボタンでカシュクールスタイルとフロントインスタイルでも着ることができる。タイプライターシャツ¥20,900
毎年マイナーチェンジを重ねながらアップデート。隠しボタンでカシュクールスタイルとフロントインスタイルでも着ることができる。タイプライターシャツ¥20,900 
体型を選ばないワイドテーパードシルエットは、はきやすさが魅力。ベイカーパンツ¥18,700
体型を選ばないワイドテーパードシルエットは、はきやすさが魅力。ベイカーパンツ¥18,700
定番をベースに、トレンドをエッセンス的に取り入れたデニム¥20,900。はき心地とともに美しく見えるシルエットを目指し、ステッチやベルトループなど、ディテールへのこだわりも満載。
定番をベースに、トレンドをエッセンス的に取り入れたデニム¥20,900。はき心地とともに美しく見えるシルエットを目指し、ステッチやベルトループなど、ディテールへのこだわりも満載。

information旗艦店『lelill 東京』がオープン。

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今年8月、東京・馬喰町にオープンしたフラッグシップショップ『lelill 東京』。もともとは古いビルのギャラリーだった空間をリノベーション。店のシンボルともいえる5mを超える鉄のハンガーラックは、ギャラリーで使われていた階段の手すりを再加工したもの。

▷東京都千代田区東神田1−13−16 ☎080−9044−6442 12:00~18:00 不定休 営業日などはInstgram(@lelill_official)で確認を。

●問合せ/マイク・グレー ☎03−6450−6518

photo : Akiko Baba edit & text : Chizuru Atsuta

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