TRAVEL あの町で。
四季の美しさを体感できる、仙台の奥座敷『界 秋保』へ。Spa in NatureJune 20, 2024 /〔PR〕
今春、名取川渓流の絶景を望む地に誕生した『界 秋保』で、
四季折々の表情豊かな風景と、土地のさまざまな文化に触れる体験を。
美しい渓谷を望みながら、 粋なおもてなしに癒やされる。
仙台駅から車で約30分。自然豊かな里山に囲まれた秋保温泉は、仙台の奥座敷といわれ、鳴子、飯坂と並び奥州三名湯の一つにも数えられる。その歴史は古墳時代にまで遡り、歴代天皇や藩主たちが療養に訪れていたという。そんな秋保温泉郷の奥にあり、名取川沿いの静かなロケーションに佇むのが、この春、開業した『界 秋保』だ。
天井に吊るされた鋳物の風鈴の音が涼やかに響くエントランスを抜けると、清々しい峡谷の緑が大きな窓いっぱいに広がる、開放感あふれるロビーが迎えてくれる。秋は紅葉、冬は雪景色……。四季折々にさまざまな表情を見せる風流な眺めは、すべての客室からも楽しめる。景勝地・磊々峡を思わせる紺碧色に彩られた広縁の窓が切り取る風景は、まるで一枚の絵のよう。客室のデスクには秋保に工房を構える『海馬ガラス工房』のアート、寝室の障子にはこけしの隠れモチーフなど、ご当地感のある洗練されたしつらえも心を和ませてくれる。
夕食の会席料理は、仙台麩に牛テールと仙台味噌のリエットをつけていただく先付からスタート。大名の食事をイメージした脚付きのお膳にのせて供される「宝楽盛り」など、宮城の食文化を生かした創作和食メニューが次々と登場。足湯付きテラスを併設した「せせらきラウンジ」では、仙台駄菓子や地元のワイナリーのワインがフリーで味わえる。さらに、地域の伝統や文化に触れる「ご当地楽」では、酒好きだった伊達政宗公にちなみ、当時にならって地酒を酌み交わす「伊達な宴」を体験できる。
自家源泉から引いた湯量たっぷりの掛け流しの温泉も醍醐味のひとつ。体を目覚めさせる「あつ湯」と緩ませる「ぬる湯」、そして木立に囲まれた露天風呂を楽しめる。
この地が育んできた美しい自然や文化、食、湯浴みを堪能する休日は、心も体もほぐれる贅沢なひとときに。
仙台市太白区秋保町湯元平倉1 ☎050−3134−8092(界予約センター) チェックイン15:00/チェックアウト12:00 ¥31,000~(1泊2名1室利用時1名あたり。夕朝食付き。税・サービス料込み) 全49室 JR仙台駅から路線バスを利用して行くこともできる。「界 秋保前」で下車してすぐ。仙台空港からは車で45分ほどで到着する。
KAI MAP
星野リゾートが手がける温泉旅館ブランド〈界〉。和を感じる心地よい空間と、旅の醍醐味である地域性や季節にこだわり、「ご当地部屋」や「ご当地楽」などその土地ならではの旅の過ごし方を提案している。現在、全国各地に展開する23か所に加え、今秋には奥飛騨、2026年には北海道東部に位置する弟子屈町にも開業予定。温泉地によって、趣が違う〈界〉を目指して、次の旅を計画してみては。
岐阜県の奥飛騨温泉郷に『界 奥飛騨』が今秋開業。
北アルプスの雄大な山々に囲まれ、日本屈指の湯量と源泉数を持つ奥飛騨温泉郷。標高約1200mの温泉地に9月5日に開業する『界 奥飛騨』は、「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」がコンセプト。山あいから湧き出る良質な温泉、伝統工芸の「飛騨春慶」「飛騨染」、『飛驒産業』の曲木家具といった、匠の技を随所にちりばめた和モダンなインテリア、特産の飛騨牛を中心とした食事を通して、さまざまな奥飛騨の魅力を発信する。
▷岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯138 ☎050−3134−8092(界予約センター) チェックイン15:00/チェックアウト12:00 ¥31,000~(1泊2名1室利用時1名あたり。夕朝食付き。税・サービス料込み) 全49室
●問合せ/界予約センター ☎050−3134−8092
photo : Norio Kidera illustration : Shinji Abe (karera) text : Kazuyo Nojiri