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ハンス・ウェグナーによる初期から晩年までの名作チェアや家具が一堂に。「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」が、12月2日 (火) より東京・渋谷の『ヒカリエホール』で開催。November 27, 2025
ウェグナーの生涯を“家具”で振り返る大回顧展。

デンマークを代表する家具デザイナー、ハンス・ウェグナー。彼の名作チェアや家具を一堂に集めた「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」が、12月2日(火)から2026年1月18日(日)まで東京・渋谷の『ヒカリエホール』で開催される。
「織田コレクション」とは、椅子研究家であり、北欧を中心とした近代家具のコレクターでもある織田憲嗣さんが収集してきた、数々の名作家具・日用品群のこと。これらを所蔵する、北海道・東川町の協力のもと、今回の展示が実現した。ウェグナーの代名詞ともいえる「ザ・チェア」の笠木(かさぎ)に籐(とう)を巻いたオールドタイプといった初期モデルのほか、さらに現在では製造されていないウェグナーデザインの復刻モデルなど、初期から晩年までの約160点以上の椅子と約20点の家具が並ぶ。国内ではかつてない規模の大回顧展となっている。
会場構成には、世界で活躍する建築家・田根剛さんが参加。ウェグナー本人へのインタビュー映像や、名作チェアの制作過程を紐解く章も設けられる予定だ。豊富な作品と資料を通して、ウェグナーの功績を振り返る貴重な機会となるだろう。
また、展覧会を記念して、〈カール・ハンセン&サン〉から、「CH24(Yチェア)」の特別モデルが20脚限定で販売される。ウェグナーが自宅で所有していた「CH07シェルチェア」や、「CH468オキュラスチェア」が赤色であったことから、今回のモデルはその赤をテーマに、ソフト仕上げを施した特別仕様となっている。
デザインと機能性を融合し、多くの名作家具を生み出したウェグナー。そのクラフツマンシップと哲学を体感しに、ぜひ会場へ足を運んでみてほしい。
Event Information「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」
会期:12月2日(火)〜2026年1月18日(日)
時間:10:00〜19:00(12月31日は18:00まで) ※最終入場は各30分前まで
会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
入場料:一般 ¥2,300、大学生・高校生 ¥1,500円、中学生・小学生 ¥700

































