FASHION 自分の好きを身に付ける。

東京・青山で発信する、ファクトリーブランド〈CURLY&Co.〉のカットソー。 Comfortable Wear with CURLY&Co.August 20, 2024 / 〔PR〕

南青山に展開する〈CURLY&Co.〉の直営店『The Weft』は、ファッションの街にふさわしい、
スタイリッシュな雰囲気を醸している。とはいえ、ただおしゃれなだけではない。
縫製の細かさや素材選びなど、着心地やデザインに対するこだわりもしっかりと伝える。

手前が今季発表した定番のパーカ。3種類の超長綿の落ち綿をリサイクル混紡したラフィ糸で編み立てた裏毛で、今まで以上の柔らかさ、コシ、軽量を実現。ファスナーを開けたときも閉めたときも綺麗に見えるようパターンと仕様を工夫した。「RAFFY ZIP PARKA」¥26,400。一番奥の「RAFFY HIGH-CREW NECK」 (¥22,000) も新作。
手前が今季発表した定番のパーカ。3種類の超長綿の落ち綿をリサイクル混紡したラフィ糸で編み立てた裏毛で、今まで以上の柔らかさ、コシ、軽量を実現。ファスナーを開けたときも閉めたときも綺麗に見えるようパターンと仕様を工夫した。「RAFFY ZIP PARKA」¥26,400。一番奥の「RAFFY HIGH-CREW NECK」(¥22,000)も新作。

身に着けたまま眠れるほど、ストレスフリーの服。

 ファッションの街として知られる、東京・青山の一角に〈CURLY&Co.〉の商品が一堂に会す、直営店『TheWeft(ザ・ウェフト)』がある。店名の意味は”緯糸”。
「ファクトリーブランドである〈CURLY&Co.〉は、香川・さぬきに工場があって、そこで素材選びからパターン作成、縫製、検品、出荷まで一貫して”ひとつ屋根の下のものづくり”を行っています。会社はコンパクトですが、この店に来てくださるお客様も、ものづくりをしている現場も、関係する業者さんも、みんな横並びで、いいものを作っていくという思いを込めて、織物の専門用語である緯糸という名前を付けました」と、店長の田中健さん。
 実際、ここはエンドユーザーと工場をつなぐ、大切な懸け橋になっている。オープンして10年経つが、当初からの常連もいて、そのなかにはいい意味でオタク気質な人も。
「服自体はきらびやかではないし、格段、目を引くデザインでもない、スタンダードな日常着です。でも、そこには糸選びからちょっとしたディテールまで、こだわりがふんだんに詰まっています。そのせいか、お客様のなかにはけっこうマニアックな方も。僕も日々、そういう方に接しながら、本社での企画ミーティングにも参加しているので、お客様の声をダイレクトに現場に届けることができるんです。逆に、僕自身、ものづくりの現場を見ているので、ひとつのアイテムがどのように作られているのか、自信をもって伝えることができる。つまり、ここはものを売るだけではない、ユーザーと工場のコミュニケーションの場でもある。相互に作用する大事な空間なんです」
 もちろん、常連だけでなく新規の客にもオープンである。路面店なだけにふらりと立ち寄る人も多く、そんな人たちが一様に言うのが”触れたくなる”ということ。
 例えば、定番アイテムのパーカは毎年、マイナーチェンジをしているが、今季は素材を一新し、ふんわり感を強調した。その見た目に惹かれて、つい触れたくなるのだ。そして、実際に袖を通してみて肌触りの良さに再度、驚く。この触り心地の良さはどのアイテムにもいえることで、コートなどのアウターもTシャツやシャツジャケット、パンツも、すべてのアイテムが編み物生地(ニット)のカットソーだというのが理由のひとつにある。そういうブランドは珍しいのではないかと、デザイナーの森崇さんは言う。
「なぜニットかと聞かれたら、出発点が手袋工場だったからともいえるのですが、布帛ではないので伸縮性があり、人の動きに無理なくフィットするんです。少し大袈裟にいうとコートを着たままでも眠れてしまうくらい。どのウェアもそのくらいストレスフリーなんです。かといってルームウェアではないので、外出着としてきちんと成立するシルエットでもある。そこが、このブランドの最大の特徴だと思っています。内でも外でも場所を選ばずに着られて、ジェンダーレスでもある。10代から70代くらいまでと年齢層も幅広い。時代のエッセンスは取り入れていますが流行服ではなく、あくまで素材と縫製の良さを引き立てる引き算のデザインにしているのも理由だと思います」
 ブランド名の”カーリー”とはカットソーをカットしたときに端がクルンとカールすることから名付けられた。それは自社工場だからこそわかる素材の特性だ。緑豊かな香川の小さな工場と東京の中心地である南青山。一見、まったく関係なさそうな2つの場所が密接に結ばれ、多くの人に愛される日常着を作り出す。その奥行きの深さが、着ていて心地いいと思う、つくりの良さを裏付けている。

手前は、毎シーズン展開している定番のカーディガンをシーズナルファブリックで作った「SNAP BUTTON CARDIGAN」¥24,200。ペットボトル原料のリサイクルポリエステル糸でキルティング風に編み立てたジャカードジャージーで、ボタンを外して羽織っても襟元がめくれない。
手前は、毎シーズン展開している定番のカーディガンをシーズナルファブリックで作った「SNAP BUTTON CARDIGAN」¥24,200。ペットボトル原料のリサイクルポリエステル糸でキルティング風に編み立てたジャカードジャージーで、ボタンを外して羽織っても襟元がめくれない。
服の質感がわかるよう、グレーが基調の無機質な空間に。
服の質感がわかるよう、グレーが基調の無機質な空間に。
道路に面した路面店なので、気軽に入りやすい。
道路に面した路面店なので、気軽に入りやすい。
オリジナルのファブリックフレグランス「RE:BRIGHT」¥7,700。柑橘系の爽やかな香り。
オリジナルのファブリックフレグランス「RE:BRIGHT」¥7,700。柑橘系の爽やかな香り。

shop information

東京メトロ・表参道駅から徒歩約10分。〈CURLY&Co.〉の服はほとんどのアイテムが自宅で手入れできる。購入後も修理・裾上げ、お手入れサポートなどアフターケアも充実。直営店はほかに大阪『阪急うめだ本店』、工場に隣接する『川北商店』がある。 ▷『TheWeft』東京都港区南青山6−12−10 UNITY103 ☎03−6450−5905 12:00~19:00 月火水休

〈CURLY&Co.〉に直接、触れられる直営店『The Weft』。

東京メトロ・表参道駅から徒歩約10分。〈CURLY&Co.〉の服はほとんどのアイテムが自宅で手入れできる。購入後も修理・裾上げ、お手入れサポートなどアフターケアも充実。

▷『The Weft』東京都港区南青山6−12−10 UNITY103
☎03−6450−5905 12:00~19:00 月火水休

直営店以外の店舗も。

『阪急うめだ本店』▷大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階 紳士服洋品 CURLY&Co. ☎06−6361−1381 10:00~20:00 不定休 instagram

『川北商店/CURLY&Co. Factory Store』▷香川県さぬき市大川町田面98-2 ☎︎0879-43-3224 13:00〜17:00 不定期営業のためInsragramを要確認

●問合せ/CURLY&Co. STUDIO & FACTORY ☎0879−43−3077

photo : Masanori Kaneshita edit & text : Wakako Miyake

Pick Up 注目の記事

Latest Issue 最新号

Latest Issuepremium No. 130小さな家に暮らす。2024.08.20 — 930円