台北、東京、逗子。個性のある書店を訪ねて。July 21, 2025

山内マリコさんと話すのは、『エトセトラブックス BOOKSHOP』店長で選書も担う寺島さやかさん。コーナー名は掲げていないが、フェミニズムを学問的に学べる専門書や入門書、イギリスやアメリカなど国別にまとめたエリアなど、寺島さんが選んだ書籍がテーマごとにぎっしりと並んでいる。「フェミニズムの隠れた名著を次の世代に渡そうという意志を感じます」と山内さん。
童里繪本洋行 (トンリーホェイベンヤンハン) /「絵本は心と部屋を彩るアート」と話す店主の林幸萩さんは、背の高い本棚は置かず、ギャラリーのように本をレイアウト。海外から取り寄せた本にはすべて、オリジナルの解説文を付けている。目利きの店主が営む台湾の書店で、心躍る一冊と出合う。
1階には台湾にまつわる本が中心に並ぶ。照明のデザインは〈瓦豆〉の江佶洋さん。目利きの店主が営む台湾の書店で、心躍る一冊と出合う。
誰かの興味に寄り添ってくれる逗子の古本屋『古本イサド ととら堂』。 / 26歳編集者のベターライフを探す旅 #2

THINGS FOR BETTER LIFE #90 台北、東京、逗子。個性のある書店を訪ねて。

台北、東京、逗子。個性のある書店を訪ねて。July 21, 2025

足を運べばいつも、思いがけない偶然の出合いと新たな発見がある、そんな魅力を持った書店。どんな本を選び、どう並べるか……、そこにはきっと、店主のこだわりが感じられるはず。

作家・山内マリコさんお気に入りの東京・新代田のフェミニズム専門書店、編集部が出合った逗子の古本屋、編集者の李 惠貞さんが案内する台北の独立系書店など。本好きの心をくすぐる、個性豊かな書店を紹介します。