台湾好きの2泊3日旅プラン。THINGS FOR BETTER LIFE #56






THINGS FOR BETTER LIFE #56 台湾好きの2泊3日旅プラン。
台湾好きの2泊3日旅プラン。THINGS FOR BETTER LIFE #56March 17, 2025
台湾好きのあの人はどんな旅をしているのでしょうか?
アートや建築、歴史文化を巡ったり、屋台ごはんからスイーツまで豊かな食文化に触れたり。台北以外にも台中、台南へのショートトリップなど、6人の台湾通に、自分だけの2泊3日の旅プランを教えてもらいました。
紹介スポットをまとめたGoogle MAPも合わせてお楽しみください。
「THINGS FOR BETTER LIFE」、今回のテーマは「台湾好きの2泊3日旅プラン」。
歌手・俳優の和田彩花さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.3台湾最古の都市である台南は建築や芸術、食など多様な国から影響を受けてきた古い文化が残る大好きな街。1日目は台南の隣にある嘉義の『國立故宮博物院南部院區(グオリーグーコンポーウーユエンナンプーユエンチュィ)』へ。碧玉で作られた「肉形石(ロウシンスー)」という作品があるのですが、その形は東坡肉(トンポーロウ)(豚の角煮)にそっくり! これを見るためだけに訪れる価値があります。2日目は台南郊外にある安平へ。17世紀初頭、オランダが台湾に進出した際に防御要塞として建築したゼーランディア城『安平古堡(アンピングーパオ)』などの古跡が多く残ります。かつてイギリス貿易会社の倉庫だった『安平樹屋(アンピンシュ …
料理研究家の内田真美さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.5台湾は中華の8大料理が味わえるという奇跡のような場所。台湾独自のエッセンスが融合して、独特の食文化が発展しているのも魅力です。スイーツも面白くて、『YU CHOCOLATIER 畬室(ユーショコラティエユィスー)』は台湾産のカカオを使うショコラトリー。お茶や国産ウイスキーなどを使ったボンボンは、ここでしか食べられないおいしさ。台湾産フルーツや鉄観音茶などを使ってフランス菓子を生み出すパティスリー『QuelquesPâtisseries某某甜點(ケルク・パティスリーモウモウティエンディエン)』も外せません。夜は台湾産の牛肉にこだわる『清真中國牛肉麺食館(チンツェンツォングオニョウロウミエンスーグ …
写真家の在本彌生さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.7これまで幾度となく旅している台北。少し郊外に足を延ばしてみたら、思いもかけぬ出合いと発見があって、いっそう台北を好きになりました。初日は市内から地下鉄とロープウェイを乗り継いでアクセスする南部の貓空(マオコン)地区へ。お茶の産地で、台北駅から1時間程度だというのに、緑あふれる茶畑が広がります。ハイキング気分で歩いていると、『貓空觀光茶園(マオコングワングワンツァーユエン)』や『貓空茶屋(マオコンツァーウー)』など茶園や茶屋があって、中を歩いたり、お茶を飲んだり買ったり、のんびりと過ごせます。『四哥の店(スーガーダディエン)』では衣に茶葉を加えた天ぷらや茶葉を練り込んだ麺など「茶葉料理」を楽しめ …
『みんげい おくむら』店主の奥村 忍さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.10「民藝」と聞くと「物」に目が行きがちですが、土地の空気や風景を感じることも民藝の心として大切で、面白い部分です。台北から国内線で1時間ほどの金門島はそれを色濃く感じられる場所。中国の厦門(アモイ)に近いこともあり、建築様式や食文化に福建省の要素が混じっていて、古い洋館や古民家を改装したプチホテルや民宿もあります。まずは中心地の金城鎮(チンツェンツェン)へ。『金牌臭豆腐(チンパイツォウトウフー)』は揚げた臭豆腐がおいしくて、ビールとの相性が抜群。夕食は『新大廟口活海鮮(シンダーミャオコウフオハイシエン)』へ。外のテーブルで島の風を感じながら、島で獲れた新鮮な魚介を楽しみます。翌日は模範街(モーハ …
茶人・堀口一子さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.12お茶をライフワークとしている私にとって、日本とはまた違った茶文化が根付く台湾は興味の絶えない国。なかでも台湾屈指の茶の産地である嘉義県の阿里山は憧れの地です。初日は世界で最も古い茶樹である普洱茶(プーアール)と鳳凰單叢(フォンホワンダンツォン)をいただける台北の茶芸館『大茶樹記(ダーツァーシューチー)』で古樹茶を飲み比べ。2日目は台北市民の台所である『東門市場(トンメンスーツァン)』で台湾茶とお茶菓子を探します。フルーツが豊富な台湾ではお茶に合うドライフルーツが豊富で、毎回新鮮な発見があるんです。阿里山へ行くには、高速鉄道で嘉義駅へ向かい、そこから車で移動します。標高1000m以上の阿里山は連 …
料理研究家・フォトエッセイストの口尾麻美さんが教えてくれた、「台湾好きの、2泊3日旅プラン」。
TRAVEL 2025.3.14 New台中や台南は食文化や暮らしの中にさまざまな時代や国の要素が残っていて、市場巡りが楽しいエリアです。初日は台北に近い新竹に立ち寄って、名物の米粉100%の極細ビーフンを。新竹は清朝時代に大陸から渡来した漢民族、客家(ハカ)の文化が色濃く残る場所で、新竹中央市場では客家の人々が作る料理や調味料に出合えます。一角にある『新竹都城隍廟(シンズートゥーツェンホワンミアオ)』の周囲は大きな屋台村になっていて、食べ歩きも楽しい。手作りのアイスキャンディを売る『814冰棒大同冰店(パーイースーピンバンダートンピンディエン)』ではアイス作りの工程が見られますが、その様子がレトロで愛らしい。夕方には台中に移動して …