Timeless Pieces 〈アニエスベー〉で見つける、
30代からの一生もの。
Timeless Pieces 〈アニエスベー〉で見つける、
30代からの一生もの。
Sponsored by agnès b.40年以上、時代を超えて愛される、
進化し続けるスタンダードアイテム。
1979年にブランド創設者、アニエス・トゥルブレの
ちょっとしたアイデアにより誕生し、
以来ブランドを代表するシグネチャーとして
多くの人に愛されている「カーディガンプレッション」。
そんなスタンダードアイテムに今季加わった新色を
小谷実由さん、島田大介さん夫妻が自然体で着こなす。
History of Cardigan Pression
アニエスベーの遊び心が詰まった、
ブランドを象徴するロングセラー。
繊細でシックでありながらカジュアルでライフスタイルに寄り添うタイムレスなアイテムを生み出し続けるブランド〈アニエスベー〉。ボーダーTシャツと並び、ブランドを象徴するアイコンが「カーディガンプレッション」だ。誕生は1979年、ブランド創設者のアニエス・トゥルブレのちょっとした閃きがきっかけだった。
「私は毎日のように着ていたスウェットシャツをもっと実用的にしたいと思って、大きなハサミで切ってみたのです。何かを創り出しているなんて気が付きもせずにね!」
少しの遊び心を持って、着る人の心境を豊かにする〈アニエスベー〉のものづくりを体現するかのようなエピソード。ハサミを入れた前身頃には、彼女が敬愛する時代である18世紀の着衣のようなイメージでスナップボタンを狭い間隔で並べ、ボタンを留める数で着こなしも自在にコントロールできるようにした。長すぎず短すぎない着丈は、パンツやスカートなど、どんなアイテムとも相性が良く、瞬く間に当時のパリジャンの心を掴んでいった。
誕生から40年以上、丈の長いものやボレロ調のもの、レザーを使用したもの……など、ベースとなる想いはそのままに様々な進化をし続けている「カーディガンプレッション」。アニエスが自分のためにデザインした一枚は、いま世界中で愛される一着となっている。
小谷さんが着用したのは、この秋の新色のひとつ、オフホワイト。「これまで白いカーディガンを手に取ることはなかったけど、クリーンで優しい色合いは他のアイテムとも合わせやすく新鮮です」。東京・中目黒の古書店『dessin』で。カーディガン¥22,000、Tシャツ¥13,200、パンツ¥29,700(以上アニエスベー)
New One Details
“Made in France”が生み出した
鮮やかなカラーのラインナップ。
従来より生産者との関わりを大切にし、また国内産業保護の視点からも、生産者の顔の見える、長く付き合いのある工場でものづくりを行ってきた〈アニエスベー〉。ブランド創業当初と変わらないフランス・トロワの生産工場で編み上げた、“Made in France”の新色が、この秋冬シーズンもラインナップに加わった。
アウターとしてもインナーとしても活躍する裏起毛の温かな素材を採用し、アイテム誕生当初から続く、ややリラックスフィットのシルエットで仕立てた。左裾にはフランス製であることを示すフランス国旗のピスネームを配し、またタグにはアニエス本人の手書きによる「カーディガンプレッション」のイラストが描かれている。
アニエスが自分のために最初にデザインした一着は白色だった。そこからシーズン毎に多彩なカラーが加わり、豊富なバリエーションは見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれる。シンプルで普遍的なデザインは手持ちのワードローブにもきっとよく馴染む。これまで着ることのなかった新たなカラーにトライしてみるのもいい。
メンズの新色、グレーを着用した島田さん。「’90年代に自分も周りの友人もよく着ていました。時代を超えて親しまれているのはすごいこと。シンプルだから様々な色に挑戦しやすいですね」。東京・千駄ヶ谷のグリーンショップ『Araheamy』で植物を選びながら。カーディガン¥23,100、Tシャツ¥13,200、パンツ¥42,900(以上アニエスベー)その他本人私物
Item Will Last a Lifetime
一生もののアイテムと、
長く大切に付き合うということ。
「カーディガンプレッション」に身を包み、つかの間の休息を楽しんだ小谷実由さんと島田大介さん夫妻。二人にとっての〈アニエスベー〉、そして「カーディガンプレッション」の印象は?
「〈アニエスベー〉の最初の思い出は、子どもの頃に母が着ていた『カーディガンプレッション』。大人になって銀座のショップに母と出かけて、初めて自分で買ったのも黒の『カーディガンプレッション』で、今も大切に着ています。大人になって思うのは長く着られるものを選びたい、ということ。そういう意味では〈アニエスベー〉のアイテムは、どこか懐かしさを感じながら、どんなときも自分の心情に寄り添ってくれる。それこそがスタンダードだと感じます」(小谷さん)
「思い返せば初めて買ったスーツが〈アニエスベー〉のものでした。アートや映画などカルチャーと強く結びついているところに惹かれたんです。『カーディガンプレッション』がいつの時代にも馴染むのはなぜかなと考えたら、年齢を重ねて気づく良さがあるからだと思うんです。ときどき、僕たちよりも年上の方で、自然に着こなしている方を見かける。そんなふうに付き合っていけたら素敵ですね」(島田さん)
日常にそっと寄り添うシンプルなデザインと、着こなしに幅を与えてくれる豊富なカラーリング、袖を通すと感じる着心地の良さ、長く付き合っていきたいと思えるつくりの良さ。「カーディガンプレッション」は、大人になった今こそ選びたい一生もの。そんなアイテムと一緒に積み重ねていく時間は、きっと楽しいに違いない。
小谷さんは新色のバーガンディ、島田さんは定番のブラックを着用。「普段は二人でコーディネートを揃えることはあまりないけど、シンプルなデザインなのでこうして色違いで合わせるのも素敵です」(小谷さん)。二人の共通の趣味は喫茶店巡り。東京・吉祥寺の『武蔵野珈琲店』でコーヒータイムを楽しみながら。 小谷さん/カーディガン¥22,000、Tシャツ¥7,700、スカート¥49,500(以上アニエスベー) 島田さん/カーディガン¥18,700、Tシャツ¥13,200、パンツ¥45,100(以上アニエスベー)その他本人私物
小谷実由 Miyu Otani
モデルとしてファッション誌やカタログ・広告を中心に活動するほか、独自の視点で物事を見つめた優しい文体で執筆業でも活躍。初のエッセイ集『隙間時間』(ループ舎)が発売中。Instagram(@omiyuno)も人気。
島田大介 Daisuke Shimada
映像作家、写真家。映像ディレクターとしてキャリアをスタートし、数多くのCMやMVを手がける。現在は作家として、16mm filmを使い映像と写真の両方を同時に表現するインスタレーション作品の制作など精力的に活動する。
Cardigan Pression
1979年の登場以来、〈アニエスベー〉を代表するアイコニックな存在として、幅広い世代に愛されてきたアイテム。この秋も、創業当時と変わらないフランス・トロワの生産工場で編み上げた“Made in France”の新色が、メンズ、レディスともにラインナップ。スナップボタンや温かみのある裏起毛の素材はそのままに、おすすめのトレンドカラーであるグリーンやオレンジが彩りを添える。
fashion direction : Mitsuru Kurosawa photo : Osamu Yokonami hair&make-up : Naoyuki Ohgimoto(POIL)