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July 09, 2022 / 〔PR〕 私らしく生きる、私のセオリーの話。
料理家・広沢京子さんの糸島での暮らし。

自分にとって大切な価値観と素直に向き合い、自分らしく生きる人たち。
彼女たちに共通するのは、確かな意志と自分なりのセオリーを持って暮らしていること。
ここでは東京から福岡・糸島に移り住んだ、
料理家・広沢京子さんの暮らしを紹介します。

キッチンが主役の広々とした自宅ダイニングで、夫の誠さんと夕食の支度中。
キッチンが主役の広々とした自宅ダイニングで、夫の誠さんと夕食の支度中。

慌ただしい日々の、切り替えを大切に。

 

 レシピ提案やコーディネート、ケータリング、料理教室などの活動を通して、食の楽しさを伝える広沢京子さん。結婚を機に、糸島へ移って10年。福岡を拠点にしてからは、豊かな大地に育まれる食材に魅せられ、その作り手たちとのつながりをより深めている。

「東京から移住した当初は子どもを産んで忙しくしていましたが、しばらくして少し落ち着くと社会から取り残された気がして、家以外での自分の居場所がわからなくなってしまったんですよね。そんなとき、食材を作る生産者さんと出会い、地に足のついた誠実な営みを目の当たりにして、腑に落ちたというか、クリエイティブだなと感動したんです。それから、ご縁があって出会えた農家の方や、応援したい生産者さんと、自分だから一緒にやれること、東京で仕事をしていたからこそのつながりを生かして、消費者との橋渡しができたらと思うようになりました」

 そして、生産者からの季節ごと“時期時季”の食材を直に手渡すレーベル「jikijiki」を立ち上げ、2021年、福岡・薬院に拠点となるアトリエ『kichi』を構えた。ここは広沢さんの作業場でもあり、生産者の畑から直々にわけてもらった採れたての食材を紹介しながらの料理教室も開催される。

「糸島は東京のようにいろいろな食材が揃うわけではないけれど、海にも山にも恵まれていて、新鮮な野菜や果物が豊富に手に入る。毎年、あの人のこの食材がそろそろできる時季かなとか、この土地ならではの季節のものを楽しんでいます。生産者さんのところへ都度足を運んで対話を続けることで関係性も深まっていくし、長い時間のなかで見えてくるものもありますね。『kichi』は、料理を教えたいというより、生産者さんのことを伝える場所が欲しいという気持ちが強くあって始めた場所なんです」

 アトリエまでは糸島の自宅から車で30〜40分。街と行き来する移動の時間で、仕事のスイッチをオンに切り替える。東京で仕事をしていた頃と家族ができたいまとでは、暮らしも大切にしていることも大きく変わったという。

「仕事をしながらも、家族の一員であり、子どもの母親であるということは見失わないようにしています。だから、いまは仕事、いまは家や子どものことと、優先順位をはっきりさせておくことは大切にしています。以前は原稿を書いているときに洗濯が終わって急いで干さなきゃということや、家で仕事の仕込みをしているときにそろそろ夕ごはんの支度だ、ということがあったのですが、アトリエができたことで切り替えができるようになったのも自分にとっては大きいですね」

 
家のなかでも大好きな空間という土間で、旬の青梅を漬ける準備。
家のなかでも大好きな空間という土間で、旬の青梅を漬ける準備。
風通しのいい土間。ここで食材の加工や仕込みの作業をすることも。
風通しのいい土間。ここで食材の加工や仕込みの作業をすることも。
糸島で採れたばかりの新鮮な食材。山椒は友人からのいただきもの。
糸島で採れたばかりの新鮮な食材。山椒は友人からのいただきもの。
甘いフルーツトマトを使ったバジルのサラダ。
甘いフルーツトマトを使ったバジルのサラダ。
夫の誠さんは建築家。自ら製作した焼き台で、糸島産の鯛を炙る。
夫の誠さんは建築家。自ら製作した焼き台で、糸島産の鯛を炙る。
名産のヤリイカは、漬けておいた新生姜をアクセントに。
名産のヤリイカは、漬けておいた新生姜をアクセントに。
縁側でひと休み。庭に植えたスノーインサマーが花盛り。
縁側でひと休み。庭に植えたスノーインサマーが花盛り。
使い慣れた道具でコーヒータイム。豆は福岡〈手音〉のもの。
使い慣れた道具でコーヒータイム。豆は福岡〈手音〉のもの。
 

 子どものこと、家のこと、仕事のこと、たくさん抱えている広沢さんは、アトリエとの行き来のほかにも、いくつかの切り替えのスイッチを持っている。

「やらなくてはならないことで頭が一杯になっているときや煮詰まっているとき、そのまま積み重ねると整理ができなくなってしまうんですよね。だから、リセットをするというのもすごく大事です。家から車で10分ほどの海は、朝や夕方に一人でリフレッシュしに行く場所。疲れ切ったときにたった5分でも、行きたいと思い立ってすぐに行ける距離に海があるのは糸島のいいところです。広い空を眺めながら、潮風を浴びて波の音を聞いていると、波立った心が穏やかに静まっていく。わざわざ海まで行くという行為自体も、自分のなかでリセットをしたというスイッチになっているのかもしれません。神社に行くのと似ていますね」

 また、つながりのある生産者を訪れることも、もうひとつの広沢さんのスイッチだ。この日は、広沢さんの料理に欠かせない〈ミツル醤油醸造元〉の蔵を訪ねて発酵の様子を見せてもらってから、斉藤桂さんの農園「Le Jardin Potager」へ。イギリスとフランスの農家で3ヶ月ずつの研修を積んで独立した斉藤さんの畑は、50種類ほどのオーガニックのエディブルフラワーやハーブなどが風に揺れ、まるでお花畑のようだ。

「ここはオアシスですね。自分にとって、学びにも癒やしにもなる場所です。桂ちゃんとは、友人を介して知り合って以来、教室で紅茶に使うハーブなどをお願いしていますが、本当においしくて。アトリエを持ったことで、ご縁があってつながることができた生産者さんの食材などを定期的に紹介することができるようになったのは嬉しいことです」

 
リフレッシュしに訪れる幣(にぎ)の浜。広い空と海を眺めながら。
リフレッシュしに訪れる幣(にぎ)の浜。広い空と海を眺めながら。
斉藤さんのオーガニック農園で、ハーブの話に花が咲く。
斉藤さんのオーガニック農園で、ハーブの話に花が咲く。
ラベンダーには蝶が。ミツバチも花々の間を飛び回っている。
ラベンダーには蝶が。ミツバチも花々の間を飛び回っている。
農園で摘んだ、エディブルフラワーのブーケ。
農園で摘んだ、エディブルフラワーのブーケ。
自家醸造を復活させた〈ミツル醤油醸造元〉4代目の城慶典さんに、醤油樽を覗かせてもらう。
自家醸造を復活させた〈ミツル醤油醸造元〉4代目の城慶典さんに、醤油樽を覗かせてもらう。
昨年冬に仕込んだ醤油は、木樽のなかでプクプクと自然発酵中。
昨年冬に仕込んだ醤油は、木樽のなかでプクプクと自然発酵中。
甘みのある醤油が地元で愛される〈ミツル醤油醸造元〉の蔵へ。
甘みのある醤油が地元で愛される〈ミツル醤油醸造元〉の蔵へ。
 

 仕事だけでなくプライベートでも日々、糸島の農家や産直で手に入れた季節の食材を楽しんでいる。夕飯は毎晩、家族3人で。キッチンが主役の広々としたダイニングには、時に友人を招くことも。仕事やプライベートで、広沢さんが料理を作る上で心がけていることを聞いた。

「素材がいいので、やりすぎないことですね。最初の一口が強すぎず、きちんと一食をおいしく食べられるように、というのはずっと考えてきたことです。料理は彩りよく、とよく言われますが、私は無理に色を入れたりする必要はないかなと思っています。一皿でなくても、テーブルの上で色が混ざりあっていたらいいじゃないですか」

 食の旬を楽しみ、生産者に伴走しながら、そのおいしさを伝えている広沢さん。やりたい仕事と丁寧な暮らしのバランス、その整え方のセオリーは、糸島だからこそ叶えられているのかもしれない。

 
〈kichi〉にて、料理教室の準備。月6回ほど不定期で開催されている。
〈kichi〉にて、料理教室の準備。月6回ほど不定期で開催されている。
生産者から直に仕入れた食材を加工する「jikijiki」レーベルの商品。
生産者から直に仕入れた食材を加工する「jikijiki」レーベルの商品。
広沢さんが仕込んだ柑橘のシロップなどが並ぶ。
広沢さんが仕込んだ柑橘のシロップなどが並ぶ。
“時期時季”のものを直に渡すのが、「jikijiki」の由来。
“時期時季”のものを直に渡すのが、「jikijiki」の由来。
広沢京子さんの、自分らしく生きるための3つのセオリー

1.生産者とのつながりを大切に伝えていく。

2.自分だけの切り替えのスイッチを持つ。

3.季節の食材をシンプルに楽しむ。

 

広沢京子 Kyoko Hirosawa
料理家
 

1975年生まれ。雑誌、書籍、広告などを中心に、レシピ制作からスタイリング、商品やイベントのプロデュース、ケータリングなどを手がける。2019年より、食のレーベル「jikijiki」を本格始動。アトリエ『kichi』を構え、生産者と消費者をつなぐ活動に力を注いでいる。

photo:Tetsuya Ito text:Asuka Ochi

この記事は、Daihatsu CANBUS theoryのスポンサードで製作したものです

大人のキャンバス、はじまる。CANBUS theory

自分らしいクルマに、自分らしく乗る。
誰かとくらべて、心をいそがしくするのではなく
自分の日々を丁寧に暮らしていくために。
見た目もいい。居心地がいい。走りも満足。
ようやく出会えた、私らしいクルマ。

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2016年に発売し累計販売台数37万台超え(※2022年6月現在、ダイハツ調べ)、幅広い層に支持される軽自動車ダイハツ「ムーヴ キャンバス」が7月5日にフルモデルチェンジ。人気の2トーンカラーの「キャンバス ストライプス」に加え、モノトーンをベースに上質で落ち着き感のあるテイストに仕上げた「キャンバス セオリー」が新たにラインナップ。

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