美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。December 08, 2025

築100年ほどの古民家をセルフリノベーション。華道家・片桐功敦さんの美しい工芸品に囲まれた暮らし。 | 片桐さん宅のリビング。奥のテーブルは陶芸家・森岡成好から譲られた酒樽の底を天板にしたもの。家具の多くは以前から愛用してきたものだという。
島 尊行 インテリアスタイリストの島尊行さんのリビングには世界各国のクラフトが並ぶ。テクスチャーと空気感、ものが持つ文化的背景を組み合わせながらディスプレイする。 | インテリアスタイリストの島尊行さんのリビングには世界各国のクラフトが並ぶ。テクスチャーと空気感、ものが持つ文化的背景を組み合わせながらディスプレイする。
凛と佇む、曲線美に魅せられた花器。写真と文:村上章裕 (『水尾之路』店主) #4
築100年ほどの古民家をセルフリノベーション。華道家・片桐功敦さんの美しい工芸品に囲まれた暮らし。 | 松本民芸家具のスツール。数年前に友人から譲り受けたもの。このスツールをはじめ、意図せずこの家にやってきたものも多いというが、片桐さんの感性が光る空間に見事に溶け込んでいる。
築100年ほどの古民家をセルフリノベーション。華道家・片桐功敦さんの美しい工芸品に囲まれた暮らし。 | イサム・ノグチのロングシェード。20年以上前に手に入れて以来、一緒に過ごしてきた照明。「穴や汚れもあるけれど」と片桐さんは言うものの、その歳月が和紙に柔らかな表情をもたらし、古い家にも馴染む。
島 尊行 壁中央はインドのヴィンテージカンタ。右は台湾原住民タイヤル民族のもの。タペストリーのように飾る。手前のダイニングチェアはデンマークのライナー・ドーミラー。 | 壁中央はインドのヴィンテージカンタ。右は台湾原住民タイヤル民族のもの。タペストリーのように飾る。手前のダイニングチェアはデンマークのライナー・ドーミラー。

THINGS FOR BETTER LIFE #131美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。

美しい工芸品とともに暮らす、3組の住まい。December 08, 2025

年代や国を超え、一つひとつがエピソードを持つ工芸品。実際に手に取り、日々使うことで、その機能や美しさをより深く感じ、それぞれに愛着が生まれてくるのだと思います。

華道家の片桐功敦さん、インテリアスタイリストの島尊行さん、広島・尾道『水尾之路』店主の村上章裕さん。ぶれのない美意識で選び抜かれた工芸品を、生活の中に自然に取り入れ、楽しんでいる3組の住まいを紹介します。