使い勝手のいい、料理好きの台所。December 04, 2025

築150年のお勝手を、朗らかな台所に。古民家を改修した、心地よい台所。やわらかな光に包まれた、白を基調とした朝倉佳子さんの台所。夏が近づくと、正面に並ぶ陶器の水差しをガラス製のものに替えるなど、季節や暮らしのリズムを大切にしている。 | やわらかな光に包まれた、白を基調とした朝倉佳子さんの台所。夏が近づくと、正面に並ぶ陶器の水差しをガラス製のものに替えるなど、季節や暮らしのリズムを大切にしている。
家事の動線を一直線におさめる。アートが彩る開放的なアイランドキッチン。 | 食器や調理道具を置いたときなど、ものが当たる音が柔らかくあってほしいと、天板には木を選んだ。キッチンの素材はほぼtoolboxで揃えた。
築150年のお勝手を、朗らかな台所に。古民家を改修した、心地よい台所。鳥取〈クラフト館 岩井窯〉の山本教行ら親交の深い窯元、作家の器が棚に並ぶ。モルタルの台には、〈瀬戸本業窯〉を訪ねた際に譲り受けた古い吉祥模様のタイルを埋め込んだ。ステンレスポットの隣は齊藤十郎のポット。「十郎さんからもらったミルをきっかけにハンドドリップが好きになりました」 | 鳥取〈クラフト館 岩井窯〉の山本教行ら親交の深い窯元、作家の器が棚に並ぶ。モルタルの台には、〈瀬戸本業窯〉を訪ねた際に譲り受けた古い吉祥模様のタイルを埋め込んだ。ステンレスポットの隣は齊藤十郎のポット。「十郎さんからもらったミルをきっかけにハンドドリップが好きになりました」 
家事の動線を一直線におさめる。アートが彩る開放的なアイランドキッチン。 | キッチンは素材にこだわり、オリジナルで造作。収納に扉がないので、フライパンや鍋なども料理をしながらすぐに取り出せる。
どの角度から眺めても、愛せる場所。自然と家族の真ん中にある、台所。 | もともと窪みのあった空間に合わせて、オーダーメイドの食器棚や業務用冷蔵庫を収めた。息子が描いた絵やメッセージを飾り、大切な時を感じられるように。

THINGS FOR BETTER LIFE #130使い勝手のいい、料理好きの台所。

使い勝手のいい、料理好きの台所。December 04, 2025

湯気のあがる鍋の傍らで、トントンと楽しげな音を奏でるまな板と包丁。『&Premium』145号(2026年1月号)「料理好きの台所」では、16組の料理好きの台所を訪ねました。道具をずらりと並べる人、動線や配置にこだわる人、収納棚を自作する人……ひとつとして似た台所はありません。料理をしていくうちにおのずと辿り着いた、それぞれの“使い勝手”と“心地よさ”。3組の工夫とアイデアを、webで特別に紹介します。

THINGS FOR BETTER LIFE」、今回のテーマは「使い勝手のいい、料理好きの台所」。