Beauty

パリ発、春のパリを旅するフレグランス。&Beauty キレイの理屈 〈シャネル〉July 01, 2022

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CHANEL | LES EAUX DE CHANEL
ここではないどこかへといざなう、旅がテーマのフレッシュなフレグランスからなるコレクション、”レ ゾー ドゥ シャネル”の6番目の香りが登場。パリ パリ オードゥ トワレット 125㎖ ¥18,700*7月1日発売店舗限定品(シャネル カスタマーケア ☎︎0120−525−519)

 2018年に発売されたシャネルのフレグランス コレクション”レ ゾー ドゥ シャネル”。ガブリエル シャネルの人生において重要な意味を持つ場所にインスパイアされた香りのコレクションは、”ここではない何処か”へといざなってくれる旅の記憶がキーワード。「パリ ビアリッツ」「パリ ドーヴィル」「パリ ヴェニス」に続き、'19年にコートダジュールで過ごす休暇を思わせる「パリ リヴィエラ」、’21年にはスコットランドの雄大な自然を冒険する「パリ エディンバラ」を発表。そして6作目として発表されるのが「レ ゾー ドゥ シャネル パリ パリ オードゥ トワレット」。世界的にも歴史に残る局面を迎えているこの時代に、〈シャネル〉がガブリエル シャネルと最も縁の深い街でもあるパリを選んだことも、特別な想いを感じさせる一本であるといえる。
 シャネル専属の調香師、オリヴィエ ポルジュ氏によると「『パリ パリ』は、パリで暮らす女性たちの飾らない魅力にインスパイアされた、生き生きと輝くフローラル コンポジション」とのこと。個性豊かなダマスク ローズを中心に、フレッシュなシトラスのアクセントが香りを支え、スパイシーなピンク ペッパー、さらにベースノートのパチュリがアロマティックな香りに深みを添えている。自然体でありながらも気品ある魅力を引き出す、フレッシュでスパイシーな、これまでにないローズ アロマティックが完成した。
”レ ゾー ドゥ シャネル”は、性別や年齢だけでなく、香りの可能性を広げたフレグランス コレクションでもあるゆえ、「レ ゾー ドゥ シャネル パリ パリ オードゥ トワレット」も穏やかでリラックスした日常に嗜むためのもの。肌だけでなく、空間にひと吹きすることで、パリのカフェのテラス席に座っているような開放感も。また同時に発売される「レ ゾー ドゥ シャネル パリ パリ ボディ ローション」は、皮膚そのものがフレッシュな香りに包まれ満たされる、ウェルビーイングでみずみずしい使い心地。閉塞的な気分も晴れやかなムードへといざなってくれる。
 パリに生きる人が描く新しいパリの香り。それがシャネルから!ということだけでも十分なニュース。「レ ゾー ドゥ シャネル パリ パリ オードゥ トワレット」でパリを身近に感じたい。

文/永富千晴
ながとみ・ちはる/美容ジャーナリスト。〈club C.〉主宰。女性誌やウェブで、企画、編集、執筆に携わる。YouTubeチャンネル「永富千晴キレイの未来」も。

※この記事は、No. 104 2022年8月号「&Beauty」に掲載されたものです。

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