Event

陶芸・木工・硝子など10組以上の作家が参加する、
KEITA MARUYAMA 「CASA KEITA -美しい仕事展-」が開催。June 14, 2022

陶芸・木工・ガラスなど10組以上の作家が参加する、 KEITA MARUYAMA 「CASA KEITA -美しい仕事展-」が開催。

美しい手仕事に向き合う豊かな時間を、南青山の「丸山邸」で。

生活を彩り、暮らしを豊かにするものを集めて、飾ることを楽しんでいるファッションデザイナーの丸山敬太さん。南青山の「丸山邸」で開催される「CASA KEITA -美しい仕事展-」では、丸山さんが今、気になる陶芸、木工、漆、硝子の作家たちに依頼。有田で作陶する中里博彦・博恒の絵付け皿、花びらのような文様や釉薬のグラデーションが美しい岩崎龍二の器、江戸とヨーロッパが持つ技術や感性を融合した世界を表現した江戸切子の工房「太武朗工房」の作品、繊細で美しい日本刺繍を製作する「紅会」の作品をはじめとする、さまざまな作家たちの「美しい仕事」に出合える。

会期中の「丸山邸」は、丸山さんの審美眼によって選ばれたヴィンテージ、骨董、伝統工芸品も取り合わせ、美しいものを生み出す人や仕事に敬意を示した空間にしつらえられているので、ぜひ、足を運んで楽しんでみてほしい。

成形を弟の博恒、絵付けを兄の博彦が担う。完全分業スタイルにより製作された、中里兄弟の美しい絵付け皿。
成形を弟の博恒、絵付けを兄の博彦が担う。完全分業スタイルにより製作された、中里兄弟の美しい絵付け皿。
埼玉県入間市で作陶する田中信彦。刷毛や飛び鉋を用いて、幻想的なテクスチャーを表現。淡い色の優しい雰囲気が食卓に華を添える。
埼玉県入間市で作陶する田中信彦。刷毛や飛び鉋を用いて、幻想的なテクスチャーを表現。淡い色の優しい雰囲気が食卓に華を添える。
京都市右京区にて独立後、「木工藝 佃」を構える佃眞吾。木の持ち味、木目の表情を生かした自然の美しさを感じられるお盆。
京都市右京区にて独立後、「木工藝 佃」を構える佃眞吾。木の持ち味、木目の表情を生かした自然の美しさを感じられるお盆。
〈KEITA MARUYAMA〉 の 2022 年春夏コレクションのメインドレスの刺繍を手がける「紅会」。「日本刺繍」の伝統の伝承を心に留め、ひと針ひと針、心を込めて丁寧に刺繍された作品。
〈KEITA MARUYAMA〉 の 2022 年春夏コレクションのメインドレスの刺繍を手がける「紅会」。「日本刺繍」の伝統の伝承を心に留め、ひと針ひと針、心を込めて丁寧に刺繍された作品。

EVENT INFORMATION

CASA KEITA -美しい仕事展-

場所:丸山邸 MAISON de MARUYAMA(東京都港区南青山4-25-10)
会期:6月16日(木)~6月19日(日)
時間:11:00~19:00
電話:03-3406-1935

text:Seika Yajima

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